安心して有効な遺言を残すために
遺言は、遺言者の最後の意思として書き残しておくものです。
民法は遺言者の最後の意思を尊重し、遺言による相続を優先させています。遺言で特に何も定められていない場合に法定相続になるのです。
さて、簡単に遺言を書こうと思ってみても、家族の顔が浮かんだり、様々な思いがめぐってうまく書くことができないかもしれません。あまりに無茶な遺言ではあとでもめにもめることになるかもしれません。
おまけに、法的に有効に遺言を書こうとするといろいろクリアしなければならない条件もあるのです。
法的に有効な遺言を書くにあたっては、形式的にも内容的にも注意して書く必要があります。
遺言によって起こりえるトラブルにも配慮が必要でしょう。遺言書の保管方法や、いざ亡くなった後に遺言どおりに手続をすすめる手はずも必要でしょう。
最近では、遺言書の作成を勧める本もたくさん出ています。
さて、本を買ってみたはいいが、自分ひとりで本当に本を見ながら想いを正確に反映した遺言書が作れるでしょうか。
全財産をまるごと相続させるような単純明快な遺言ならまだしも、相続人の紛争を予防したり、個別具体的な遺産分けを考えている場合に中途半端な遺言では、相続人の紛争を予防するどころか紛争を招いてしまうこともありえます。
「遺言の本は買ってみたんだけど、やっぱりよくわかりません。なんだか書くのがめんどくさくなってきました・・。」という声も聞こえてきます。
大阪相続相談サポート室では、安心して有効な遺言を作成するためにきめ細やかなサービスを提供いたします。
なお、通常は公正証書遺言をお勧めしております。公正証書遺言作成にあたっては、遺言書の文案作成から、公証人役場での証人まで対応させていただきます。